格安SIMをiPhoneで使いたい人がいると思います。
MVNOでもドコモ回線のところであれば、ドコモのiPhoneであればそのまま使えます。
しかし、softbankやauのものはそのまま利用することはできません。
その場合は、SIMロックがかかっていないiPhoneを買ってくるか、できればSIMロック解除をする、下駄などを使って何とか認識させることになります。昨今では、ドコモやauなど大手通信会社自らが提供する格安SIMも登場しています。
よく分からない会社のサービスは不安という方や、メインで使っていけるしっかりとしたサービスがある格安SIMを探している人は、こうした大手通信会社が手がけるサービスを選択するのもありかもしれません。
そもそもSIMとは、ドコモではUIMカード、KDDIでは、auICカード、softbankではUSIMカードと呼ばれているICカードのことを指しています。
スマホなどに、ドコモ、au、ソフトバンクのものではなく、格安SIMのカードを入れて使うと、携帯電話料金を抑えることができるので、かなり注目されているわけです。
格安のSIMを売っている多くの仮想移動体通信事業者(MVNO)は、NTTドコモからネットワーク回線を借り受けてサービスを提供しています。そのため、仕様としてのデータ通信速度は最大で150Mなど、どの仮想移動体通信事業者でも大きな差はありません。
でも、実際に速度を比較してみると提供元によって違うことがあることに気づきます。
例えば、アクセスの多いランチタイムなどに測ってみると、大きな差として、1Mから20Mあたりまでを確認することが出来たケースも。いろんな会社もNTTドコモのネットワークを利用しているはずなのに、通信速度の差はどうしてうまれるのでしょうか。
その理由はデータ通信の速度は、「回線帯域の太さ」と「通信設備」に影響されることがあります。「太い回線帯域」と「通信設備」は仮想移動体通信事業者によって違うんです。普通は、データ回線がふとければユーザーやアクセスが増加しても、ネットワークの速度低下は発生せず、ネットワーク設備がキチンとしていれば、通信データを安定して供給できるので、利用者が多い時間帯でも通信速度の低下は発生しづらい、と言われています。したがって事業者を選定の際には、値段だけでなく安定したサービスを提供出来る事業者を選択する必要があることが分かります。
低価格のSIMを使うことができれば、月々の通信費を抑えることができます。
docomo等だと月額6000円以上もかかる通信費ですが、格安のSIMを使うと1000円未満という料金プランも。一回は、考えてみてもいいのではないでしょうか。
スマホやネットワーク接続できるタブレットには他のキャリアで使えないSIMロックされたものと、SIMロックフリーのものがある。
NTTドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアが販売しているほとんどの端末は、SIMカードは他社のカードが使えないロック(SIM)がかかっています。
けれども、SIMロックがかかっていても、NTTdocomoの場合は、ドコモの回線を借りている事業者の格安SIMのSIMカードをそのまま利用することができます。
実は、スマートフォンに格安SIMを端末にセットしただけでは、使うことはできないのです。
それは、端末側で携帯電話網につなぐための設定が行われていないためです。
大手携帯電話会社のモバイル端末ではAPNが設定済みなのでSIMを挿入するだけですぐにネットワークを使用できますが、SIMだけを購入した場合、ネットワークの接続設定を自分で行わなければならないのです。データ通信が安くできる格安SIM。
月の価格が数百円というものもある格安SIMでは、通常、3GB程度の通信が可能です。高速通信を使いきると、通信速度は遅くなりますが、音楽や動画などの容量の大きい通信でなければ、メールの確認やウェブの閲覧等は問題なく出来ます。